健康

ホップは脂肪を減少させるけど残念ながらビールでは痩せらません!

肥満はいつだって大人にとっても子供にとっても悩みの種です。

世界中でネタにもされているほどですよね。

 

 

アメリカ国立衛生研究所によると、過去20年間、体重超過か肥満に苦しんでいる人は急速に増加しています。

体重超過や肥満の代名詞といえばメタボリックシンドローム(以下、メタボ)です。

メタボは、心疾患や病気の可能性を高めるリスク要因です。

今回は、ビールとメタボの関係をみていきます。

今回の話のポイント

  • ビールに含まれるホップ(MHBA)は、確かに脂肪を減らします!
  • でも、ビールに含まれるホップの量は少ないです。そのため、ビールでは痩せられません!

 

ビールと肥満の関係

肥満は、世界的な健康問題です。

体脂肪や関連する疾患を軽減する方法が、今も世界のどこかで研究され続けています。

メタボリックシンドロームの主な理由は、肥満および過体重であるとされています。

アメリカ国立衛生研究所(National Institutes of Health)に掲載された研究では、ビールの苦い成分である異性化ホップエキスが肥満を予防するのでは?と示されています。

今日はこのホップ(MHBA)が主役です

ホップが肥満を予防する話が本当かどうか確認しましょう。

アメリカのホップ酸研究がネズミ類(以下、ネズミ)やヒトに対して研究を続けています。

 

ホップとは?

ホップは、アサ科のカラハナソウと呼ばれる植物で、ビールの主要成分です。

その中のルプリンがビールに苦い味を与えます。

醸造および貯蔵の過程で、熟成ホップ苦味酸(以下、MHBA)と呼ばれる苦味の少ない化合物を生成していきます。

 

ホップが脂肪を燃焼させる!?

MHBAは、ヒトやネズミの体脂肪を減少させるのに役立ちます

このことは既に証明されています。

MHBAは体内の熱発生を増加させると言われています。

熱発生から生じる熱は、脂肪燃焼や体重減少を促進します。

また、肝臓の脂質(脂肪)酸化を増加します。

腸からの脂肪吸収の阻害も行います。

最高です。

これはつまり、ホップは肝臓の脂肪を燃焼し、脂肪が血管に入るのを防ぐことを意味します。

 

ネズミにMHBAをテスト

アメリカ国立衛生研究所が、ネズミにMHBAはどう作用するかをテストしました。

これは既に発表されている研究です。

この研究の目的は、「MHBAが、特定のラットやマウスの体脂肪蓄積を減少させるかどうか」でした。

実際の研究では、試験中に褐色脂肪組織(以下、BAT茶)と呼ばれる特定の脂肪に焦点を当てました。

ここで、BAT茶とは何かを説明します。

BAT茶とは

  • 主要機能は体熱を発生させること
  • 白脂肪細胞と比較して毛細血管と脂質が多い
  • BAT茶はより多くの血管を必要とする。そのためより多くの酸素が必要
  • 脂肪細胞に刺激を与える無髄神経を持っている
  • BAT茶の機能の1つは、寒い時に体温を上昇させるために体を震えさせること
  • 茶色の脂肪は体脂肪を減らすことができる活性的な代謝器官

BAT茶についておわかりいただけたかと思います。

では、実際のネズミのMHBAテストの様子をみて行きます。

 

いよいよネズミに対するMHBAテスト

肥満にするために高脂肪食を与えられたネズミにMHBAがテストされました。

MBHAは、蓄積された体脂肪を減らすのに役立ちます。

まさに、ビールが持つナイスな原料です。

実験はラットとマウスの両方で行われました。

厳しい臨床試験プロトコールの下での研究でした。

ネズミに対するMHBAテスト状況

  • ラットもネズミも、高脂肪食(以下、HFD)を食べる2つのグループに分けられた
  • その内1つのグループは、HFDに加えて、MHBAが与えられた
  • MHBAの量は、9週間にわたり徐々に増加していった
  • 体重は、試験中、週に2回測定した
  • 試験の終了時に血液や組織試料を採取した

このMHBAテストの結果、以下の状況が確認されました。

やっぱりMHBAは良いですね。

ポップ最高〜。

ネズミに対するMHBAテストの結果

  • HFDに加え、MHBAを与えたマウスは、体重増加が有意に抑制されていることが証明された
  • 血流中の白色脂肪組織(脂肪・白)や抑制された遊離脂肪酸の減少も示された
  • メッセンジャーリボ核酸(以下、mRNA)のレベルが増加した
  • nRNAはタンパク質合成のための型のようなもの
  • つまり、MHBAはmRNAの増加を刺激する
  • 言い換えると、BAT茶の熱発生(燃焼)に影響を与える
  • MHBAをHFDで摂取したラットは、BAT茶や交感神経活動の有意な上昇を示した

色々な結果が見られています。

結果の重要な部分を抜き出すと

成熟したMHBAはネズミを痩せさせた〜という話です。

MHHBAがBAT茶を燃焼するのをサポートしました。

MHBA最高です。

ちなみにこの研究は今も続いています。今後、より細かなデータが出て来ることが期待されています。

今のところの有力は、MHBAは食事に起因する体脂肪蓄積や代謝障害を軽減するために、食べ物や飲料において有用な添加物であり得る」です。

 

人間への研究

「健康だけど太っている」という人に対しある実験を行いました」。

成熟したホップの抽出物が、体脂肪をどのように減少させるかを調べる研究です。

その話が栄養雑誌に掲載されました。

この研究には、合計200人の男性と女性が参加しました。

以下、そのときの男女のスペックです。

  • BMI:25~30(本当にちょっと太いですね)
  • 年齢:20~64歳

これらの男女が、ランダムで2グループ振り分けられました。

各被験者は、腹部CT、腹部脂肪、血液および尿検査を検査プロトコールの一部としてスキャンしました。

12週間の試験期間中、被験者は、成熟ホップ抽出物(以下、MHE)に、MHBAかプラセボとを組み合わせた飲料350mlを飲みました。

以下の形です。

  • MHE x MHBA
  • MHE x プラセボ

研究を通じて、食物摂取、運動、およびMHE摂取が正確に記録されました。

この研究におけるMHE飲料への考察は下記です。

MHE飲料への考察

  • プラセボチームと比較して8週~12週で腹部脂肪が有意な減少をした
  • プラセボチームよりも、より大きな体重減少とBMIの改善が見られた
  • 体脂肪率の低下率も、かなり良好な結果だった
  • 4週間後、プラセボチームよりも、ウエストもヒップも数値が下がった
  • 研究期間中、試験飲料絡みの悪影響は見られなかった

この結果から、研究者らは脂肪を落とす促進化合物として、MHEを決定しました

35mgのMHBAを併用したMHEは、体脂肪を減らすのに効果的であることが分かりました。

この研究は現在進行中ですが、MHEは「肥満と代謝障害を予防するための有用かつ安全な手段」だという話が根強いです

 

ビールはホップ同様、脂肪を減らすのに貢献するのか?

ホップがどれだけ脂肪を減らすのに良いか、お分りいただけたかと思います。

「おっ!良い話じゃん!じゃあビール飲もっ♪」と思った方もいるはずです。

でも、その結論に至るのは残念ながらまだ早いです。

なぜなら、ビールでは痩せられないからです。

ビールは成熟ホップを含んではいますが、残念ながら量が足りません。腹部脂肪を減らすのに効果的な濃度がない形です。

そのため、「ビールは脂肪を減らすのか?」に対する答えは「いいえ」です

この高カロリーなアダルト飲料を過剰消費すると、体重増加や他の健康問題に関連してきます。

飲み過ぎ注意です。

 

まとめ

ビールの成分であるホップは確かに体脂肪を減らします。

良い話ですよね。

でも、残念ながらビールを飲んでも痩せられません。

ホップの量が少ないからです。

ビールは確かに美味しいけど、飲み過ぎ注意です。

楽しく酔いましょうね!

アディオス!

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