飲酒運転

だんだん厳しくなる飲酒運転の法律&罰則

ピコ太郎やドナルド・トランプ米大統領就任、SMAP解散など、色々あった2016年。

その年の飲酒運転による交通事故は、3,757件でした。

3,757件!

ややこしいので4,000件でいきましょう。

結構な数ですよね。

最低でも4,000人の人が、お酒を飲んで車を運転しただけで、取り返しのつかないことになっています。

「飲んだら乗るな!」

これは鉄則です。

そんな飲酒運転ですが、年月を経るにつれ、罰則が厳しくなっています。

国がいかに、飲酒運転を問題視しているかがわかります。

国、Good Jobです。

というわけで、飲酒運転の罰則が今までどのように変化してきたか、みていきます。

 

もともと罰則はなかった飲酒運転

飲酒運転を取り締まる法律は道路交通法です。

その道路交通法が制定されたのは1960年。

純国産の乗用車「トヨペット・クラウン」が発売されてから5年後のことです。

このとき、飲酒運転による罰則はありませんでした。

でも一応、罰則を受けると運転は禁止でした。

1960年当時の運転禁止になる基準

  • 呼気1ℓに含まれるアルコール量が0.25mg以上

0.25㎎の基準は、「心身の機能に影響を与える数値が0.25mgだったから」という理由で決まりました。

この道路交通法を決めるとき、「飲酒運転はダメ!」ということに異議を唱える人がいたそうです。

なので、「罰則は無しにしましょう!」というところからスタートしました

ちなみに、「罰則」という言葉には皆さんご注意を。

罰則を受けると前科がつくことを意味します。

警察のデータベースに名前と罪が残ります。

 

1964年、懲役付きに

1960年以降、「0.25mg以下だったら別にお酒を飲んでも良いじゃん!」という考えが浸透しました。

この頃から法律の穴を探したがる人は多かったんですね。やれやれ。

この時期、車の台数が増えました。

その結果、交通事故による死亡者がなんと2万人近く!になりました

「これはイカんでしょ!」ということで、ようやく罰則が制定されました。

1964年、酒酔い運転では1年以下の懲役です。

 

1969年、酒気帯びにより一発取り消し

1969年、違反点数制度が導入されました

これにより、

  • 免許点数の減点
  • 反則金

が科せられるようになりました。

このときの基準を見てみましょう。

1969年当時の飲酒運転の罰則

内容 −点数 罰則
酒酔い運転 9点
酒気帯び運転(0.25mg以上) 6点 免許停止

ざっとこんな感じです。

このときはまだ、飲酒運転で免許取り消しになるなんてことはありませんでした。

 

1970年、酒酔い運転−12点

1970年にちょっと罰則が厳しくなりました。

酒酔い運転ではなんと、-12点も減点されるようになりました

でもこれはまだ序の口です。

 

1978年、一気に厳しくなる

交通事故が多い状態が続き、だんだんとその被害者家族の声が大きくなってきました。

そりゃそうですよね。たまったもんじゃありません。

1978年、一気に罰則が厳しくなっています。

じゃん!

内容 −点数 罰則
酒酔い運転 15点 2年以下の懲役または10万円以下の罰金
酒気帯び運転(0.25mg以上) 6点 3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金

めちゃくちゃ厳しいです。

この罰則制定以降、死亡者数は半減しました

1979年には8,500人程度に減っています。

それでも多いですが。

ここから約20年、罰則の変更は無しです。

 

2002年、罰則強化

1990年代後半から、悪質な飲酒運転が目立ち始めました。

東名高速飲酒運転事故がその代表例です

飲酒運転のトラックが乗用車に激突して、幼い姉妹がなくなったという事件です。

怖い!

そんな事件もあり2002年、罰則が一気に強化されます。

内容 −点数 罰則
酒酔い運転 25点 3年以下の懲役または50万円以下の罰金
酒気帯び運転(0.25mg以上) 13点 1ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金
酒気帯び運転(0.15mg以上0.25mg未満) 6点 1ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金

だんだん今の時代の罰則に近づいてきていますね。

 

2007年、同乗者も罰則を

今みたいに飲酒運転が周りの人にも迷惑が掛かるようになったのはこのときからです。

わりと最近ですよね。

「飲酒運転だ!」と知っていながらもお酒を提供した人や、同乗者も懲役刑や罰金刑の対象になりました。

「飲酒運転の罪の重さを周りも認識せよ!道連れじゃ!」という話です。

何とも言えない話ですが、それほどまでに飲酒運転を警戒していることが伝わってきます。

ちなみにこの年、罰則がさらに重たくなっています。

内容 −点数 罰則
酒酔い運転 25点 5年以下の懲役または100万円以下の罰金
酒気帯び運転(0.25mg以上) 13点 3年以下の懲役または50万円以下の罰金
酒気帯び運転(0.15mg以上0.25mg未満) 6点 3年以下の懲役または50万円以下の罰金

 

2009年、最低でも免許停止!えぐい!

2009年は点数に大きな変更が生まれました。

たった0.15mgの血中アルコール濃度で免許停止です。

0.15mgを越えると一発で免許取り消しで、数年間は免許を運転できません

厳しいです。

このような背景もあり、交通事故による死亡者数は3,000人台になりました。

内容 −点数 罰則
酒酔い運転 35点 5年以下の懲役または100万円以下の罰金
酒気帯び運転(0.25mg以上) 25点 3年以下の懲役または50万円以下の罰金
酒気帯び運転(0.15mg以上0.25mg未満) 13点 3年以下の懲役または50万円以下の罰金

とても厳しい法律です。

こんな厳しい法律の下、吉澤ひとみは飲酒運転をしました。

しかもひき逃げ・・・

なんとも言えません。

 

まとめ

いかに飲酒運転が弾圧される方向に進んでいるか、おわかりいただけたかと思います。

ここ10数年で、一気に厳しくなりました。

飲酒運転はもはや、リスクの塊です。

検問での検査機械もどんどん優秀になってきています。

ごまかしの効くものではありません。

昔のようにゆるゆるの法律ではありません。

時代は変わりました。

お酒を飲んだら、車や自転車は乗らないようにしましょうね。

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